Ryosuke Kobayashi Guitars

ギター製作家、小林良輔のブログ。製作日誌や理念を綴っています。Ryosuke Kobayashi Guitars。神奈川県相模湖。

Making

Making herringbone and radial mosaic for rosette.

新作のClassical RF用のロゼッタを製作してトップ板に埋めました。 放射状のモザイクは、金太郎飴のような棒を作り、スライスして埋めています。 ヘリンボーンは突き板を重ねて、 スライスして、 幅を切り、 2枚1組にすると、 ヘリンボーンの出来上がりで…

Presentation Rosette

Presentation Rosetteの作業をしました。 まずは金太郎飴を作ります。素材はローズウッド、サペリ、メイプル、ウエンジ、シナです。 切り出しました。 単位部材の幅は3mm余りです。 トップ板に溝を掘って、貝と木材の薄板と共にはめ込んでいきます。いわゆる…

New Builds

現在製作中のギターは、 【RS Brazilian Rosewood】 →Blue-Gさんにて販売予定です。 バック板のブラジリアンローズウッドです。 ロゼッタです。 バック板の割れ止めです。 【Classical RF】 →三木楽器梅田店さんにて販売予定です。 バック板のインディアンロ…

19世紀ギターの修復作業

久しぶりに大きめの修復作業をお引き受けさせて頂きました。(ご依頼主に許可を頂きましたので)備忘録を兼ねてご紹介させて頂きます。 尚、修理は音/構造/オリジナル性/予算/納期など、ご依頼主によって優先順位が異なります。今回は、“分解せずに(トップや…

Documentary

※The subtitles in Portuguese and English will be available soon. 素晴らしい音楽家・マルセロ木村(Marcelo Kimura)さんが新たなプロジェクト“Art & Passion”の第一弾として、ドキュメンタリー動画を制作してくださいました。 是非ご覧頂けましたら幸いで…

New Rosette / Artwork

ロゼッタの新たなオプションとして、“Presentation”をデザインしました。 放射状のモザイクはメイプル/サペリ/ウエンジからできていて、RSサイズのロゼッタでは部材数が2,140ピースにのぼります。 ざっくりとした製作工程です。 展示サンプルを作ったのです…

New builds

現在製作中のギターは、 ・RS Madagascar rosewood →三木楽器梅田店さんで販売予定 ・RS Presentation →三木楽器アコースティックインさんで販売予定 ・7strings Classical RF の3本です。 これはRS(マダカスカルローズ)のロゼッタのモザイクを埋めていると…

ロゼッタについて

ロゼッタ(口輪)には、様々なデザインがあります。クラシックギターでは製作家の"署名"とも言える箇所なので、基本的に一度定まったデザインは固定することが多いようです。一方で鉄弦ギターにおいては、積極的に新しいデザインを採用していく傾向があるよ…

2.5×6穴タイプの駒の弦の留め方

私が製作するギターのうち、下のデザインのブリッジの弦の留め方についてお問い合わせを頂きましたので、こちらにまとめておきます。 この記事では6弦を張ります。使用する穴が見やすいようにここでは1~5弦の穴をマスキングテープでふさいでいます。 ちなみ…

工房移転のお知らせ

この度、当工房は神奈川県・旧相模湖地区内で移転いたしました。新工房は大変見晴らしの良い場所にあり、作風にも良い変化がありそうです。 尚、移転に伴う休業日はありませんが、新工房のセットアップのためご依頼頂いておりますギターの製作・修理に遅れが…

Current builds

現在製作中のギターは以下の4本です。 ・Classical RF → sold・Classical RF → 三木楽器さんにて販売予定・RS Granadillo → sold・RS → Blue-Gさんにて販売予定 サイドを曲げる準備ができました。 曲がりました。 サイドとトップ/バックの"のりしろ"となる…

レイズドフィンガーボード(Raised Fingerboard/RF)仕様のギター について

先日、製作中のナイロン弦ギターの製作過程をSNS上に投稿したところ、RF(Raised Fingerboard)の箇所をクローズアップした写真に他よりも大きなリアクションを頂きました。 そこで、私が理解している範囲でRFについて、またRFがもたらす効果とその理論(ある…

Current builds.

現在製作中のギターです。 右から ・Classsical RF (European Spruce/Brazilian Rosewood) ・Nylon Crossover Electric (Western Red Cedar/Granadillo) ・OM-CW (German Spruce/Brazilian Rosewood) ・Baritone (German Spruce/Mahogany) です。 写真はリム…

Fine Adjusting Action

ここ最近サドルの底面の加工方法(削り方)について立て続けに質問を受けました。1人は楽器店の方、もう1人はリペアマンの方でしたが、もう1人はプレイヤーの方だったので細かいところまで見ているものだなと驚きました。 (ブリッジのサドル溝がきちんと加…

Vacuum Bridge Clamp

真空ポンプを使ったブリッジ接着用の治具を作りました。 これまでは当て木&クランプで接着していました。 問題が起きたことはありませんが、ブリッジのデザイン、力木のパターン、修理品の数だけ当て木が増えていきました。 ブリッジ側の当て木(一部)。 …

Wood × Shellac × Sunlight

製作中の鉄弦ギターのフレンチポリッシュをはじめました。 トップ材はプライベートストックのベアクロウジャーマンスプルースです。 サイドバック材は杢の出たマホガニーです。 セラックがのった材は、太陽光に当たると杢目がとても立体的に浮き上がります。…

Shaped the headstocks.

新作の7弦ギターと鉄弦ギターののヘッドを成形しました。 7 strings Classical RF。糸巻きのおさまり具合を確認しています。 Steel strings OO CW。 こちらのヘッドプレートは、バック材を切り取った板からブックマッチでとりました。 2本とも今月完成予定…

Classical RF & Nylon Crossover Electric RF

クラシックギターとナイロンクロスオーバーが完成間近です。 『Classical RF』 ロゼッタです。 トップは杉、サイドバックはローズです。 バック板チューニング中。 トップ板接着前。 バインディング作業中。 バインディング作業完了。 バインディング作業完…

The edges of the fret ends.

私のギターを使っている方に、「左手にネックが吸い付くようだ」としばしば褒めて頂きます。ネックの削り方、指板とネックの境目の処理の仕方、指板のRの出し方やその加減、フレット溝の切り方、フレット溝幅とフレットタング幅の関係などこだわっている箇所…

Current builds.

現在製作中のギターです。 『Classical RF』 杉/ローズのクラシックギターです。Raised Fingerboard仕様です。 『Classical CW Granadillo』 ストライプの入った杉/グラナディロのクラシックギターです。カッタウェイ仕様です。 『Nylon Crossover Electri…

Dying Wood & French Polishing.

新作ギターのフレンチポリッシュを始めました。写真は、最初のセッションが終わったところです。 今回はお客様の依頼により着色しました。オールドのバイオリンのようなアンティークの家具のようなイメージで仕上げています。 刷毛やスプレーガン、化学系塗…

Carving the neck.

新作の7弦ギターのネックを削っています。RF(Raised Fingerboard)で、仕込みはドイツ式です。

Fretting.

指板を削って、フレットをうちました。 今回はお客様のリクエストでブラジリアンローズウッド指板にドットのポジションマークを入れました。 この作業は、 (1)指板接着 (2)ネック削り (3)ボディとネックの接合 (4)塗装 など、ネック周りの接着や加工が全て終…

Side Sound Port and French Polishing

サイドサウンドポートを開けて、フレンチポリッシュを進めています。今回は久しぶりに鉄弦ギターが2本続きます。 OO LS ヨーロピアンメイプル RS グラナディロ

Glued the back on.

新作の厚胴OOのギターを進めています。 サイドバックはヨーロピアンメイプルです。 バックの力木を荒削りして、クラドニでチューニングを終えたところです。これからバックの力木があたる箇所をかきとるところです。 独立後47本目のギターです。 ・サイドバ…

Shaping the braces.

新作にとりかかっています。今回は鉄弦で、やや厚胴のOOサイズです。 裏板の割れ止めを削っています。材はヨーロピアンメイプルです。 裏板の力木をおおまかに削っています。この後クラドニでチューニングします。

Making bridges.

クラシックギターとクロスオーバーギター(ナイロン弦)の駒を製作しています。 材は主にローズ系を使います。これは40年ほど天然乾燥されたインドローズです。 表面を軽く削ってから、指定の寸法に切ります。 サドル溝、タイブロックの骨を接着する溝、弦穴…

Making a new classical.

新作クラシックギターの製作を開始しました。 今回は、サイドバックに杢のでたグラナディロを使用しています。 サイドサウンドポートの補強板を接着しています。 トップ板には、run-outがなくて且つ(敢えて)off-verticalな板を使います。 ある意図があって…

Shaping the center seam reinforcement.

バック板の割れ止めを削っています。 割れ止めは木目と直行する方向に貼ります。 バック板はトリファイド加工されたバーズアイメイプルです。

Working on rosettes.

ロゼッタの作業をしています。今回ロットのギターは、鉄弦1本&ナイロン弦3本です。 上から、 ・ベアクロウシトカスプルース/スネークウッドリング/マイクロトルナボス ・ジャーマンスプルース/アンボイナバールリング/マイクロトルナボス ・ウエスタンレッド…