指板を削って、フレットをうちました。
今回はお客様のリクエストでブラジリアンローズウッド指板にドットのポジションマークを入れました。
この作業は、
(1)指板接着
(2)ネック削り
(3)ボディとネックの接合
(4)塗装
など、ネック周りの接着や加工が全て終わった後に行います。というのも、木材は接着の工程で伸び縮みをしますし、加工をすれば内部応力が変わり変形します。これらは多少であってもゼロではありません。この「木材の動き」を全て出しきった後で指板の面出しとフレッティングをすることで、よりシビアなセッティングが可能になります。