現在製作中のギターは、
- Classical RF 650mm
- Classical RF 645mm
- Classical RF 640mm
- Nylon Crossover Electric RF Lefty
です。以下、作業の様子です。
ロゼッタを作り、トップ板に溝を掘り、接着の準備が整いました。
接着後、面出しをします。
素材はメイプル(maple)、シナ(basswood)、ボックスウッド(boxwood)、サペリ(sapele)、グラナディロ(granadillo)、インディアンローズウッド(Indian rosewood)、ウエンジ(wenge)を使っています。厚み(幅)は0.2mm~0.6mmまで様々です。ロゼッタ作りの様子はこちらをご覧ください。
サイドとバックを接着しました。
トップを接着して箱になりました。
バインディング(binding)とパーフリング(purfling)の溝を掘りました。
バインディングとパーフリングを接着しています。
はみ出たバインディングとパーフリングを削っています。
エンドグラフト(end graft)です。
箱が完成しました。
ネックに取り掛かります。ネックの木取りは1ピース、への字とブロック、1枚の板材から加工する方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。今回は全て1枚の板から加工していきます。
スパニッシュシダー(Spanish cedar)の良い香りが工房に広がります。
荒加工が終わりました。この時点で仕込み(ダブテイル/dovetail)をほぼ仕上げています。
指板を張り、ネックを削り、仕込みの微調整を行いました。
こちらはClassical RF 640mmです。トップ材は尊敬する製作家の今井勇一さんから譲って頂いたモミです。今井さん、ありがとうございます。
Classical RF 645mmです。トップ材はジャーマンスプルースです。このギターには黒蝶貝の糸巻きがつきます。
Nylon Crossover Electric RF Leftyです。こちらは色々なストーリーがあり、サイドバックと装飾材にグラナディロ(granadillo)を使っています。
Classical RF 650mmです。
完成まで気を引き締めて作業いたします。
以上、ご覧頂きありがとうございました。