去る9月、ウルグアイのギターデュオBatimento Dúoのお二人(Ignacio Correaさん/Andrés Reyさん)が来日されました。
ウルグアイタンゴのオーケストラが初来日したのは1953年です。70周年を迎える今年は、ウルグアイタンゴの歴史やギターの奏法と彼らが編曲した楽譜を載せた冊子も上梓されました。こちらの冊子は貸出・コピー可とのことですので、ご興味のある方は私に連絡を頂ければと思います。
今回の来日はビザの関係で公演の宣伝に制約があったようですが、エル・チョクロさん、La Cumparsita Tokyoさん、インスティトゥト•セルバンテス東京、Mamehico銀座さん、タワーホール船堀での公演はどれも大盛況のうちに無事終了しました。
こちらは来日中に私の工房に来られた時の様子です。撮影/録音/編集はAndrea Faccioloさんです。是非ご覧くださいませ。
また、Nacho(Ignacio)さんは移動中いつもマテ茶とお湯の入ったポットを持ち歩いていました。ご承知の通りマテ茶はウルグアイの他にもアルゼンチン、ブラジル、パラグアイなどで飲まれますが、それぞれの国や地域で茶葉の細かさや焙煎の仕方が異なり、ボンビージャ(金属製の専用ストロー)の孔の大きさも様々なようです。
音楽や文化をきっかけに他国の歴史や日本との関係を知ることはとても興味深く、知見が広がると共に新たな景色を見せてくれます。Nachoさん、Andrésさん、Andreaさん、ありがとうございました。