Ryosuke Kobayashi Guitars

神奈川県相模湖に工房を構えるギター製作家・小林良輔のブログ。製作日誌や理念を綴っています。-Ryosuke Kobayashi Guitars-

Making

Glueing the bridge on

カスタムオーダーのOM Figured Granadillo のブリッジを接着しました。 素晴らしい杢のでたサップ入りのグラナディロです。 残り数セットになりました。 ご興味のある方はご連絡ください。

Troji

Troji(トロジー)とは、ラリビーギターのJean Larrivéeさんが開発したボディクランプです。 ギターのボディをはさんで固定し、ダブテイルの加工、ボディエンドの額縁加工、サイドのフレンチポリッシュなど様々な作業を行います。 Mark Kett(マーク・ケット…

French Polshing Night

まとめてフレンチポリッシュをしています。 手前から奥に、新作ギターのバック板のファーストセッション、修理品のタッチアップ、ネック接着をした新作ギターのカッタウェイ部のタッチアップです。

Saddle Experiment

突然、師匠のSergei de Jongeさんが言っていたサドルに関するtipsの一つを思いました。 トップ板やブリッジが経年変化で動くと、サドル溝の底面の直線が崩れて僅かに「弧」を描くことが稀にあります。 サドルにこのような加工をしておくことでその微妙なアー…

Cutaways

カッタウェイの鉄弦ギターの製作が続きます。。。

Shellac

Ryosuke Kobayashi Guitarsではフレンチポリッシュ塗装で仕上げています。 セラックは塗り重ねること自体が難しく、途方もない手間もかかります。また汗にも反応しやすく、ラッカーやウレタンに比べると非常にデリケートな塗膜です。それでもこの方法を採用…

Making Labels

Ryosuke Kobayashi Guitarsのラベルを新調しました。 なんとなくデザインが決まったら、えいやっと描きます。 縮小コピーをします。 それらを使って、原版を作ります。 最終のサイズに縮小コピーします。 サインや製作年、ナンバーを書き込みます。 一つ失敗…

Center Reinforcement

ギターのバック板の補強を作りました。 よく使う材はヘムロック、ポートオーフォードシダー、アラスカンイエローシダーなどです。 私は同じサイズと形状である限り、材の違いによる音への影響はほとんどないと考えていますので、その時手元にある材を使いま…

Making Linings

サイド板とトップ&バック板の「糊しろ」になる部分を作りました。 Lining(ライニング)、Liner(ライナー)、Kerfing(カーフィング)などと呼ばれます。 私はポートオーフォードシダーという、ヒノキ科の材を使います。 柾目の良材を用意します。長さは850m…