2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
バック板とリム(フレーム)を接着しました。 今回はコンセプトモデルなので、ラベルもこのギター専用のものを刷りました。 『Yanase Cedar Project とは?』 私の母親の故郷である高知県の県木、土佐杉/魚梁瀬杉(やなせすぎ)に焦点をあてたプロジェクトで…
Ryosuke Kobayashi Guitarsでは、音作りにおいてクラドニによるチューニングを行なっています。ここ最近、展示会やSNSでよく質問を受けますが、これは単純に振動(の節or様子)を可視化するためのものです。 ギターの形上、板がフレーム(リム)に接着される…
Ryosuke Kobayashi Guitars 2016 Nylon Crossover 新作のナイロンクロスオーバーです。トップ材には、師匠のSergei de Jonge(サーゲーデヤング)さんから譲り受けたベアクロウのジャーマンスプルースを使いました。 フレンチポリッシュによるセラック塗装で…
サイドとブロックを接着しました。 ライニングを接着して、 その間にバックのチューニングをしています。 狙い通りの振動をコントロールできました。 (クラドニ技法を使ったチューニングについてはこちらをどうぞ。) 『Yanase Cedar Project とは?』 私の…
トップ板を膠で接いだ後、ロゼッタの作業をしました。 トップ材はこのベアクロウスプルースにしました。 ロゼッタ材の魚梁瀬杉です。 トップ板を接いで、ロゼッタ材を埋める溝を掘ります。 魚梁瀬杉のリング、ブルーパウア、ストリップを埋めます。 余白をチ…
サイド(マルチピース/ブックマッチラミネート) の作業工程です。 まずはマルチピースの材を作ります。 両サイドの白い材は、この後曲げる際に魚梁瀬杉の割れや変形を軽減する役割を果たします。ボディが出来上がった後でバインディングがくる場所なので完…
ネックの加工をはじめました。 今回はアラスカンイエローシダーをベースに作ります。 幅を半分に切って、 接着面を出して 装飾材をはさみます。 指板との接着面を出します。ここが基準面になります。 鉋屑からとても良い香りがして作業が楽しいです。 『Yana…
ご縁があって、(製作家としても著名な)アディロンダックスプルースのサプライヤーの方のインタビューを翻訳させて頂いています。彼は長年のキャリアの中で、2〜3本の例外を除きトップ材は全てアディロンで製作されてきたとのことです。その理由は、「ト…